不動産投資ローンを組むメリット、デメリット

不動産投資ローンを利用することには、次のようなメリットとデメリットがあります。まずメリットとしては、少ない投資金額でも利回りの高い物件で運用をすることができるという点です。また、良い物件を見つけても自己資本金が貯まるまで待つ必要がない点もあります。金融機関等から融資してもらった不動産購入資金によって、すぐに不動産投資を始めることができるので、自分のタイミングで投資を始めることが可能になります。一方、デメリットとしては、物件に空家が増えることによって、家賃収入が少なくなってしまった場合には、ローンの返済が苦しくなるケースがあります。また、家賃収入を目的として不動産を長期間所有するのであれば問題はありませんが、急に物件を売却しなければいけなくなった時には、売却のタイミング次第では、売却金額がローンの残債を下回ってしまうことになります。この場合には、手元の資金を持ち出して補わなければいけなくなる可能性があります。このようなメリットとデメリットをしっかりと把握した上で、ローンを組むことを検討することが重要です。