不動産投資の種類についての基礎知識

不動産投資と言うと、かつてはお金持ちの人が行う投資というイメージがありましたが、最近では一般の人でも始めやすい種類のものが出てきています。まず一般的なものとしては、アパート・マンション・オフィスビルなどの実際の物件を購入して行う「現物不動産投資」が挙げられます。入居者やテナントから賃料を取って収益を得るというやり方になります。次に挙げられるのは、不動産会社が、投資を行う人からお金を集めて行う「小口化不動産投資」です。物件の管理については不動産会社が行い、その収益は投資を行った人に分配されます。投資の額については、かなり小額からでも可能になっています。そして証券を使った「証券化不動産投資」と呼ばれるものもあります。これは、先ほどの小口化されたものと仕組みが似ていますが、証券化されている(ペーパー資産である)という点が決定的に異なります。イメージとしては、不動産への投資というより株式投資に似ていると言われています。